
アパレル業界で働いている人ってどんな人なのかな?
業界あるあるって?
こんな疑問に答えます。
この記事を書いている私は、現役で外資系アパレル企業の内勤OLとして働いて、
どんな人が多いのか、業界の闇から、労働環境、
オフィスの内情についてもご紹介します。
実際にオフィスで働いているのはどんな人??
私がアパレル業界に身を置いて早10年。
ズバリ、アパレルで働いている人はこんな人です!
・圧倒的お金持ちが多い
→ご実家が病院を経営されているとか、会社を経営されてるとか、ブラックカード保持者とか。特にプレスに多いと思います!
・港区、渋谷区、目黒区、世田谷区住民率が高い
→アパレル企業が都心に多いということもありますが、この4区にアパレル業界の半数が住んでいるんじゃ・・・というくらい多いです
・こだわりが強い
→こればっかりは本当に強い人が多いです。特に男子。自分独自のこだわりのため、他の人の意見は基本聞かないし、何より求めていない。
・なによりも洋服にお金を掛ける
→私がこの業界に入って、一番の驚きポイントがこれでした。洋服代にしたいから!という理由で保険に入ってない人が本当に多いです。
・年齢不詳な見た目
→オシャレに興味があったり、美容に興味があるからなのか、本当に年齢不詳な人が多いです。実年齢を聞いてびっくり!!なんてことも多々。
・美意識高め
→女子に限らず男子も美意識が高い人が多いです。男女問わず、誕生日プレゼントが化粧水なんてこともしばしば・・・
・男子は基本、カッコつけてる
→カッコつけることはこの業界において、デフォルトです。
・ブランドを愛しすぎている
→ブランドを愛しすぎて、「コンビニ禁止令」を勝手に実行している人も居ます・・・
これを見て、「ヤバッ・・・」と感じることも、「面白い!」と感じることもあると思います。
私は、保険も入っているし、NISAもやってるし、洋服代ばっかりになんてお金掛けられないし、基本がズボラ故、美意識も対して高くありません。
私は上記の部類とは正反対の稀にみる普通のOLとして長年アパレル業界で働いているので、
こんな人もいれば、私みたいな普通の主婦もいると思ってもらえればいいと思います。
ただ、本当に個性豊かな人が多いので、毎日毎日とても面白い日々を送れていて、
だからこそ、私みたいな超平凡な私でも長年楽しく働くことが出来ています。
アパレル業界は一言でいえば、平凡も個性になる、ネタが尽きない業界!だと思います。
アパレル業界あるある①アパレル業界の闇
アパレル業界は女性社会と言っても過言ではないくらい、キャラが立った女性が多いです。
キャラが立つ=扱いが難しいという解釈になるので、
一緒に同じ仕事をするのが大変な人も多いです。
・自分のやり方以外認めない
・若手を育てない
・仕事を渡さない
・強すぎる自己愛
・パワハラの意味を理解していない
何が厄介って、この手のタイプは自分が「面倒くさい」と思ってないことです。
アパレルは店舗含め、オフィスも少数精鋭なので、この手のタイプの人が上司だったり、
店長だったりすると地獄ですよね…
また、低賃金ゆえの闇もあります。
・残業代で給料を稼ぐ
・転売する
・副業する
アパレル業界は古い体質の会社が多く、低賃金なのに、
副業は推奨されていない会社がほとんどです。
残業して給料を稼ごうとする人も多く、アパレルの闇部分ですね。
ブランド品を安く買える特典を悪用し、副業として転売する社員も少なからずいます。
薄給なのに副業も禁止されていて、残業も多いので、
「アパレルはキツイ」「つらい」と言われる要因です。
アパレル業界あるある②美人の多い部署はどこ?
ズバリ、美人はプレスに集まります!
色々な系統の美女がプレスを担当していますが、正直な所、
美人で性格も良いプレスに会ったことはありません!
美人で性格が悪いというよりは、美人で性格がキツイという表現が正しいです。
マスコミ対応だったり、スタイリストへの貸し出しだったり、
芸能人に会えたりする花形の部署なので、常に人気があり、美人が集まります。
なぜかとても個性的な性格の人が集まりやすい部署でもあり、どのブランドも
一癖も二癖もある美女がプレスを担当しています。
それ故、ラグジュアリーブランドのプレスの部署は入れ替わりがとても激しい部門でもあり、美人は多く、花型職業ですが、怖い部署でもあります。
アパレル内勤は他にこんな職種があるよ!


モチ子の友人はプレス部門で働いていますが、モンスター上司のお陰でうつ病になる社員も多く、何人新しい人を入れても一向に仕事が減らないとげっそりしていました。
アパレル業界あるある③労働環境ってぶっしゃけどうなの?
労働環境は決して良いとは言えないのがアパレル業界です。
まだまだ古いシステムの会社が多く、
・複写伝票
・会社独自の伝票
・手書き資料
などの会社も多々あり、社内資料を作るために残業もザラです。
また、店舗とオフィスでも労働環境は異なります。
店舗の労働環境
・百貨店か、路面店かによって始業時間や終業時間が違う
・オープン時間が遅い場合が多く、早番、遅番の交代制が多い
・百貨店の時間に準ずるので、朝番、中番、遅番などシフト制が多い
・長時間労働
小売がメインなので、店舗の労働環境は比較的良好です。
一緒に働くスタッフとの相性で労働環境は大きく変わります。
モチコの見てきた店舗の労働環境の最大のデメリットは、
女性スタッフの産休明けの職場復帰です。
・開店時間が遅いので時短勤務でも保育園のお迎えに間に合わない
・シフト制のため、突然のお休みやお迎えに対応できない
・ほかのスタッフに気を使う
こんな理由から、泣く泣く辞めていく女性スタッフも多いです。
オフィスの労働環境
・残業=仕事してるという固定観念
・学歴だけ立派な社員
・個性的すぎるキャラ
オフィスでの労働環境は人間関係によって変わってきます。
アパレル=個性と勘違いしている人が多いので、
人間関係が労働環境を決めると言っても過言ではありません。
輝かしい学歴があっても、自己愛ばかり強く、ミスが一向に減らない人や、
性格が個性的過ぎてチームでの仕事が出来ない人などがうじゃうじゃいます。
モチ子の会社ではテレワークは残業代が出ないので、わざわざ出勤し、
残業して居る人も沢山います。
そう言う意味で、店舗以上にオフィスの労働環境は過酷です。

モチ子のように産後の職場復帰や、時短勤務はしやすいですが、
残業している人は同じ顔ぶれでした!
アパレル業界あるある④業界人の特徴
アパレル業界人の特徴は、ズバリ「奇抜な格好を好む」に尽きます!
シンプルとはかけ離れたポジションに行く人が多く、ジェンダーレスな人が多いです。
ジェンダーレスとは
・性別にとらわれない
・自分らしさを表現する
・中性的
と言う感じです。

モチ子の仕事上の相方(40代男性)は、
ヒール有りのブーツを履いたり、ポシェットをワンポイントにしたりと、自分らしさ全開で営業をしています!
何故か、アパレル業界に長くいると、シンプルだった人も、柄モノや、デザイン性の高いモノを好むようになる傾向にあります。
最初はスーツを着て出勤していた人も、どんどんカジュアルになって、派手になっていくのはアパレルあるあるです。
まとめ
アパレル業界あるあるをまとめました!
【実際に働いている人】
・圧倒的お金持ちが多い
・港区、渋谷区、目黒区、世田谷区住民率が高い
・男子は基本、カッコつけてる
【アパレル業界の闇】
・扱いが難しい女性が多い
・アパレル企業は”独身の中年女子が他の業界よりも多め
・無駄な残業で給料を稼ぐ
【美人の多い部署】
・圧倒的にプレス!
でも気が強い美女じゃないとやっていけない
【労働環境】
・店舗とオフィスで違う
・店舗は女性スタッフの産休明けの職場復帰が難しい
・オフィスは人間関係=労働環境
【業界人の特徴】
・「奇抜な格好を好む」傾向にある
・ジェンダーレスな人が多い
アパレル業界は色々な面で個性的な人が多いのが特徴です!
モチ子はアパレル業界に長くいますが、何事にも
「こんな人も居るんだ!面白い!」
くらいのスタンスが1番のポイントだと思っています。
実際に外資系アパレル企業で働いているモチ子が、現場から生の声をお届けしました!